シャルケ所属の日本代表DF吉田麻也(34)は、今月23日にFIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ初戦・ドイツ戦を控えている。その吉田麻也がW杯優勝候補相手に勝利するためのポイントや、警戒すべき選手の名前を挙げた。16日、ドイツ誌『ビルト』が同選手のコメントを伝えている。

 吉田麻也は今年7月からシャルケに在籍。今季ここまでブンデスリーガ全試合で先発出場しているが、現地メディアからは再三にわたり「スピード不足」と指摘されるなど、シャルケ下位低迷の要因として批判を浴びてきた。

 また今月12日のブンデスリーガ第15節・バイエルン・ミュンヘン戦でもフル出場したが、チームは0-2と敗北。”仮想ドイツ”相手に防戦一方の試合展開となっただけに「スピード不足という弱点が露呈しなかった」という主旨の指摘が飛び交っていた。

 森保ジャパンのキャプテンである吉田麻也は、ドイツメディアのインタビューに対応。「もちろん日本代表とドイツ代表が同じレベルではありません。ドイツ代表はこれまで4度ワールドカップを制していますが、僕たちは全世界を驚かせたいんです」

 「日本代表が優勝する可能性は決してゼロではありません。それにロシアW杯では、韓国代表によってドイツ代表が無敵でないと証明されました」とドイツ戦への意気込みを語っている。

 またドイツ相手に日本代表が優位に立っているポイントを聞かれると「僕もそうですけど、多くの日本代表選手がドイツでプレーしています。ドイツのサッカーをしっかり理解していることがひとつの利点ですね」と回答。

 ドイツ代表の警戒すべき選手には、バイエルン・ミュンヘン所属MFヨシュア・キミッヒ(27)を指名すると「彼の兼ね備えているクオリティは高いですね。チームをまとめていますし、ボールを持った時のプレーや創造性に優れています。チームリーダーである彼を止めないといけないですね」と、キミッヒに対する印象も語った。

 なおドイツ代表撃破への鍵については、VfBシュツットガルト所属MF遠藤航(29)も今月はじめに『ビルト』のインタビューで「(ロシアW杯でドイツを下した)韓国代表が日本代表にとってのお手本になる可能性がありますね」とコメント。吉田麻也と同様の見解を示している。