ドイツ代表は16日、国際親善試合オマーン戦で1-0と辛勝。FIFAワールドカップ・カタール大会グループリーグ・日本戦を前に不安を抱える中、SCフライブルクで日本代表MF堂安律とチームメイトのDFクリスティアン・ギュンターがスタメンの座を確保したかもしれない。
ドイツ代表はオマーン戦でバイエルン・ミュンヘン所属FWトーマス・ミュラーら一部の主力選手を温存。ボルシア・ドルトムント所属FWユスファ・ムココやバイエルン・ミュンヘン所属FWレロイ・サネらが先発出場する中、前半を0-0で終了。後半に入ってベルダー・ブレーメン所属FWニクラス・フュルクルクがゴールを挙げたとはいえ、格下相手にボール支配率72%を誇りながら追加点奪取とは至らなかった。
『ビルト』をはじめ同国メディアが代表チームのパフォーマンスを批判する中、ドイツ紙『Mindener Tageblatt』はオマーン戦出場選手の短評を掲載。ハーフタイムで交代したムココをはじめ多くの選手に対して軒並み厳しい評価を与えている。
そんな中、後半45分間プレーしたギュンターに対しては「彼は後半、左サイドバックのポジションでダビド・ラウム(RBライプツィヒ所属)よりも良い動きを見せていた。日本代表でのスタメン出場にむけて優位に立った」と高く評価したのだ。
ギュンターはSCフライブルク一筋のキャリアを歩んでおり、今季はここまで公式戦全試合でキャプテンマークを巻いて先発出場。堂安律とともにチームの上位躍進に貢献している。
日本代表の右サイドでは、堂安律やスタッド・ランス所属FW伊東純也の先発出場が予想される。森保一監督はここまで伊東純也を優先的に先発起用しているが、試合展開次第では堂安律とギュンターによるSCフライブルク所属選手同士のマッチアップも予想される。