ドイツ代表を率いるハンジ・フリック監督が、16日に行われたオマーン代表との親善試合を振り返った。ドイツメディア『DFB.de』が伝えている。

 ドイツはFIFAワールドカップカタール2022前最後の親善試合としてオマーン代表と対戦。試合はスコアレスのまま迎えた80分に代表初出場となった29歳のニクラス・フュルクルクが決勝点を挙げ、1-0で勝利を収めた。

 フリック監督は試合後、「全体としては、自分達の目的は果たせたと思う。タックルはワールドカップで見たいレベルではなかったが、大会が近いのであまりリスクを冒したくないという選手の気持ちもわかる。前半と比べ、後半は良くなっていた」と語った。

 得点を決めたフュルクルグについては「彼はゴールに値する選手で、彼の存在感が試合に影響を与えたことがわかる」と称賛した。

 さらに「今は、カタールに到着するのを楽しみにしている。初戦の準備は土曜日から始まる」と大会に向けて前向きな姿勢を見せた。

 ドイツ代表は、11月23日にカタールW杯初戦で日本代表との一戦を迎える。