日本代表は現地時間11月16日、カタールのドーハからUAEのドバイに移動。17日にはカナダ代表とW杯前最後のテストマッチを戦う。
 
 ただし、その中にFW三笘薫の姿はない。三笘は所属するブライトンで、11月13日のアストン・ビラ戦でベンチ外に。ロベルト・デ・ゼルビ監督は試合後に「彼は発熱があってプレーできなかった」と明かし、実際に14日午前中に予定されていたイギリスからカタールへの移動がキャンセルされた。森保一監督は11月16日の会見で、「三笘はまだ合流していないので、カナダ戦には絡まない」とコメントしていた。
 
 しかし日本サッカー協会は11月17日、三笘が同日夜にドーハ入りすると発表。最終的には3日遅れでチーム入りすることになった。怪我で別メニュー調整の選手はいるものの、森保ジャパンはこれでようやくW杯登録メンバー26人が揃うことになる。
 
 世界最高峰のプレミアリーグで違いを作り出し、W杯に臨む日本代表でも攻撃の切り札として期待される三笘。ドイツ代表と戦うW杯初戦は11月23日で、そこまでにどこまでコンディションを上げられるか。注目される。
 
取材・文●白鳥大知(サッカーダイジェスト特派)