崖っぷちに立たされながらも、長友佑都はカタール・ワールドカップへの切符を手にした。フィールドプレーヤーとしては日本人最多となる4大会出場に迫っている。

 厳しい状況を乗り越えてチャンスをつかむのは、イタリアの名門インテルでプレーしていたときも同じだった。毎年のように放出や出場機会減が騒がれながら、長友はその絶えることない努力でポジションを手にしていた。

 だからこそ、イタリアのメディアは長友を忘れていない。マンガ『ドラゴンボール』のかめはめ波をまねして自書を宣伝した長友の動画を、複数のメディアが「スーパーサイヤ人のナガトモ」「ドラゴンボールスタイルで日本に檄」と伝えている。

 そして『IL POSTICIPO』は、「日本サッカー界で最も尊敬されている選手のひとりで、歴史に名を残そうとしている。フィールドプレーヤーとして日本人初のワールドカップ4大会出場だ」と、改めて長友をたたえた。

「サムライの無限のキャリアは、献身的な姿勢や断固たる姿勢、熱心に仕事する文化で築いてきた。身長はもちろん、卓越した体格や技術、フィジカルでないながらも、それらの才能で国際的に非常に高いレベルにたどり着いた」
 
 さらに、同メディアは「日本では絶対的なアイドルだ。代表監督からは非常に高く評価されている」と、かつてのインテルの背番号55に賛辞を寄せている。

「誠実で労を惜しむことなく、明らかにキャリアの終わりであっても、絶対にあきらめることがない兵士だ。自分の技術的・戦術的な限界を自覚しながら、彼ほど努力する選手は数少ない。組織的なチームにおいてはやっていける。そして自分なりの活躍ができる。それをやってみせるだろう」

 逆境をはねのけ、強さを見せてきた長友が、カタールでもその力を発揮できるように願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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