17日、国際親善試合の日本代表vsカナダ代表がUAEで行われ、1-2でカナダが勝利した。

超WSの選手採点と寸評は以下の通り。

▽日本代表採点

選手採点&寸評:日本代表 1-2 カナダ代表《国際親善試合》

※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし

GK
12 権田修一 5.5

CKから1失点。苦手な高さを使われ、W杯のレベルを痛感。後半は危ないシーンはなかったがPKは惜しかった。

DF
3 谷口彰悟 5.5

裏を取られるも冷静に対応。振り切られかけるシーンも対応した。失点シーンではクロスで頭を越されてしまう。

4 板倉滉 6.0

ヒザの重傷の影響も感じさせない。デイビッドとの一対一でも勝利。安定したパフォーマンスを見せていた。

(→5 長友佑都 5.5)

落ち着いた守備対応を見せていたが、何本かクロスを上げられることに。3バックになってからは高い位置から積極的に絡む。

19 酒井宏樹 5.5

同サイドの相馬のサポートをしながら、タイミングを見た上りを見せた。回数は少なかったが、ボックスに入る場面も。

(→2 山根視来 4.5)

なかなか持ち味を出せずも、3バックにしたことで高い位置を取りポスト直撃のシュート。ただ後半ATに最悪の対応でPKを与え結果敗戦。勝ち点1を考えれば本大会じゃなくて良かった。

26 伊藤洋輝 6.0

左サイドバックで起用。積極的に攻撃参加を見せる。後半途中からCBでもプレー。3バックではパスでもチャンスを作る。

MF
7 柴崎岳 6.5

キャプテンとして出場。持ち味であるパスセンスが光り先制ゴールをアシスト。バランスを取り、決定的なパスを出す。

10 南野拓実 5.5

日本代表では久々のトップ下。コンディションの良さを感じさせる。もう少しゴールに近い位置でプレーを。

(→22 吉田麻也 -)

出場時間が短く評価なし。

11 久保建英 5.5

35分には高い位置でボールを奪いフィニッシュ。随所で特徴を出すも前半のみで交代。

(→8 堂安律 5.5)

なかなか良い形でボールに絡めなかったが、システム変更でボールに絡む回数が増えた。

17 田中碧 5.5

ヒザの負傷が懸念されたが精力的に守備。バランスを取りつつ攻守に絡んだ。

(→15 鎌田大地 6.5)

フランクフルトと同じボランチでの起用。守備でも強度高く好調ぶりを見せ、攻撃でもリズムを作る。圧巻のプレーの連続。

24 相馬勇紀 6.0

一瞬の隙を突いて背後を取り先制ゴール。守備では軽い対応も見せることもあったが、総じて好パフォーマンス。アピールに成功。

FW
18 浅野拓磨 5.5

ヒザの重傷からの復帰戦。前線からプレスでケガの問題はなしもスタミナの問題が。

(→21 上田綺世 6.0)

前線でタメを作る動き。プレスも積極的にかけていく。ボールの引き出しも良さを見せる。

監督
森保一 6.0

ケガ人、コンディションの問題が続出する中でメンバーの組み合わせを変えた中でも一定の機能。最後は3バックも試した。不用意なファウル、セットプレーの対応は課題。

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
MF柴崎岳(日本)

ここ最近は厳しいパフォーマンスが続いていた中、この試合では攻守に躍動。先制点のアシスト含め持ち味のパスが冴えた。

日本代表 1-2 カナダ代表
【日本】
相馬勇紀(前9)
【カナダ】
スティーブン・ヴィトーリア(前21)
ルーカス・カヴァリーニ(後50)