カタールワールドカップのグループステージで日本代表と対戦するコスタリカ代表。その大会を前に、最後の強化試合となるイラク戦に臨むはずだったコスタリカ代表が、思わぬトラブルに巻き込まれて、試合が中止される事態となった。コスタリカ紙『ティコ・タイムズ』が報じている。

 同紙によると、コスタリカ代表はクウェート経由でイラクに入国しようとしたが、その際にパスポートにスタンプを押すことを余儀なくされたという。事前にイラク政府と、パスポートのスタンプを押さずに国境を越えるという約束で合意していたにもかかわらず強要されたことで、契約違反と考えたコスタリカ代表が入国を断念したようだ。そのため、イラク戦が中止になっている。

 コスタリカ代表は親善試合で調整することが出来ないまま、カタールワールドカップの本番を迎えることになった。グループステージでは23日にスペイン代表、27日に日本代表、12月1日にドイツ代表と対戦する予定だ。