ドイツ代表FWセルジュ・ニャブリ(バイエルン)が、FIFAワールドカップカタール2022に向けて意気込みを語った。17日、FIFA(国際サッカー連盟)の公式サイト『FIFA.com』が伝えている。
西ドイツ時代も含めて18大会連続20度目のW杯出場となり、2大会ぶり5度目の優勝を目指すドイツ代表。カタールW杯ではグループEに入り、23日に日本代表、27日にスペイン代表、12月1日にコスタリカ代表と対戦する。
グループステージ敗退となった前回大会を負傷により欠場していたニャブリにとっては、今大会が初のW杯となる。開幕を目前にした同選手は「27歳で初めてのW杯に出場できることを楽しみにしている。残念ながら時間がかかってしまったが、大会を楽しみにしているし、成功することを願っている」と意気込みを語った。
さらに、グループEの展望について聞かれると、「スペインとの前回対戦(2020年にUEFAネーションズリーグで0-6で敗戦)がよくなかったことはわかっている」と語りつつ、「僕たちは勝ちたい。首位か2位で通過するかが決まる可能性もある。その試合に勝たなければならないし、勝ちたいと思っている。前回対戦の敗戦も忘れてないしね」と同試合の重要性を強調した。
また、ニャブリは同組の日本代表についても、「日本を過小評価することなどない。彼らにはトップレベルでプレーする選手たちがたくさんいる。例えば、ブンデスリーガとかプレミアリーグとかね。試合を楽しみにしているよ」と言及し、次のように続けた。
「コスタリカはもしかしたら、劣勢と見られているかもしれないけど、トーナメントというのは誰もが全力を尽くす。僕たちはすべての試合を同じ敬意とモチベーションを持って臨み、自分たちの能力を最大限に発揮する必要がある」
そして、大会全体に向けては「成功の大会にしたい。僕たちには大きな計画がある。EUROではうまくいかなかったから、W杯で挽回したいと思っている。僕たちには質があり、あの困難な大会から立ち直ることもできた。だから、僕たちは自信を持ってカタールに行くし、成功するという明確な目標を持っている」と自信をのぞかせた。