【日本 1-2 カナダ 国際親善試合】
国際親善試合の日本代表対カナダ代表が17日に行われ、日本は1-2で敗れた。カタールワールドカップのグループステージで対戦するスペインは、日本をどう見たのだろうか。
『マルカ』は日本のスタイルについて、「近年続けているように、巧みなボール回しとスピードのある選手が中心のプラン」とし、現在もこれを貫いていると指摘。「ボールの扱い方を知っていることをこの試合で明確にした。日本はポゼッションに慣れており、ファイナルサードに到達するための連係もある」と、相手の長所を分析している。
一方で、「フィジカル勝負になれば損をするのは彼ら。カナダは技術的な限界があったとしても、押し込むと好機があった」と日本のフィジカル面が問題とみている。全体的には、「ボールの扱いは長けているが、セットプレーに苦戦」という印象だったようだ。
また、特に気になった選手としては、スペインのレガネスでプレーしているMF柴崎岳を挙げ、「アディショナルタイムにはこの試合2つめのアシストに迫った」とし、警戒すべき相手とみている。
『アス』も「柴崎のキレが抜群」と見出しを付けて紹介。同メディアは、「日本は主力選手のほとんどを外したが、カナダ戦で自分たちの長所と短所をはっきり示した」とし、それだけにスペイン代表監督の「ルイス・エンリケも注目しているだろう」としている。
こちらもセットプレーとフィジカルの弱さを指摘。「カナダは直接的なプレーで日本を脅かしたが、それで十分だった。日本はあまり継続性のないプレーが続き、カナダはよりフィジカルの強さを発揮した」と記している。
日本とスペインのグループステージ最終戦は、日本時間12月1日に行われる。両国は、第3戦をどのような状況で迎えているだろうか。
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