カタール・ワールドカップを現地で解説する本田圭佑が、18日に放送されたテレビ朝日の「報道ステーション」で、日本代表の攻撃陣について語った。

 前日に行なわれたカナダ戦(1-2)を現地ドバイで観戦した本田は、「思った以上にチャンスを作れなかった」と指摘。W杯初戦のドイツ戦に向けては、「カウンターを狙うのが大事」と主張した。

 そのうえで、4-2-3―1のアタッカー4枚については、「僕は後半に三笘(薫)さんを使いたい」と前置きしたうえで、こう話した。

「そういうことをまったく考えずに行くと、左に三笘さんを最初から置いてもいいと思うけど、そうするとタケ(久保建英)の使い方が難しくなる」
 
 そして、カナダ戦では故障明けの浅野拓磨が先発出場した1トップについては、前田大然でも上田綺世でも町野修斗でもなく、好調のMFを起用するべきだと主張した。

「伊東(純也)さんは右でずっとやってきているので、そうするとトップを鎌田(大地)さんにして、トップ下にタケを置き、左に三笘さんを置くのはありかな」

 本田は2010年の南アフリカW杯で、大会直前の戦術変更によってMFながらCFにコンバートされ、大活躍を見せた。ボールキープができ、周囲も活かせてゴールも取れる鎌田は、そのイメージと重なるのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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