マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスがエースストライカーとの関係に問題はないと語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

イギリスのテレビ『TalkTV』インタビューでクラブ批判を展開し、大きな話題を呼んでいるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。所属先のユナイテッドも18日に「しかるべき措置の開始する」という声明を発表するなど、大きな波紋を呼んでいる。

そんなタイミングでカタール・ワールドカップ(W杯)に臨む代表チームに合流したC・ロナウドだが、ユナイテッドのチームメイトでもあるB・フェルナンデスとの対面シーンがさらなる話題に。 握手を求めたC・ロナウドに対し、応じたものの、どこか冷たさを感じさせたB・フェルナンデスの姿には関係の悪化がうかがえた。

しかし、B・フェルナンデスは17日に行われたナイジェリア代表戦後のインタビューで「誰とも問題はない」と否定。W杯に向けて集中していると話した。

「僕は自分の仕事をするだけだ。自分をコントロールできるのはすべて自分自身だけだと、ある監督に言われたことがある。誰もが同じように考えていると思う。自分をコントロールし、ベストを尽くすこと、それだけだけだよ」

また、C・ロナウドとの握手のシーンについては、誤解を招く映像だったと説明。互いにジョークを飛ばし合っていただけだったと語った。

「なぜ関係が悪くとなったと言うんだ? あの映像は音を後からつけたんだよ。本来の音付きで見てほしかった」

「音声を聞けばわかると思うけど、彼は僕と冗談を交わしていたんだ。あの映像の後、彼は私のもとに戻ってきて『冗談だった』と言った。だけど、その部分はカットされた」

さらに、C・ロナウドの爆弾発言についても「そのインタビューは読んでない。大丈夫だよ」とコメント。W杯に向けて、エースとの関係性はひとまず落ち着いているようだ。