元日本代表MFの稲本潤一(南葛SC)が11月19日に、日本テレビ系のスポーツ情報番組「Going! Sports&News」に出演。カタール・ワールドカップで日本代表が初戦で対戦するドイツ代表の“攻略法”を語った。
稲本は、ドイツが低い位置でボールを奪われた際に「守備の切り替えは早くない」と指摘。日本が「ボールを奪って、どれだけ速く攻めるか」がポイントだと語る。
同番組では、日本代表で2020年以降のアジア勢以外が相手の試合で、カウンターからシュートの本数が多かった選手をピックアップ。1位は鎌田大地で、伊東純也、前田大然が続く。
稲本は、前田について「スピード。こぼれ球を狙ってダッシュしているのも、経験からあるものだろう」と分析。守備的MFの立場から「速くゴールに行ってしまうので、すごく嫌」と感想を述べた。
また、伊東については「ボールを持って縦にも行ける。センタリングまでの速さ。スピードの使い方がすごく上手い」と称賛。シュートに加えカウンターからのラストパスの本数も多いとして「ドイツにも通用する。ほぼ100%でクロスを上げられると思う。得点演出に期待したい」と語る。
そして、1位に選ばれた鎌田については「考えるスピードや予測するスピードが速い。スペースを見つけるのが上手い」として、シュートまでのイメージも的確にできていると称える。「カウンターと思った瞬間に動き出す。常に考えながらプレーしている証拠」と解説した。
日本は23日にドイツとの大一番を迎える。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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