ベルギー代表のFWエデン・アザールが、フランス『レキップ』のインタビューで「ベルギーは4年前より弱くなった」とコメントした。

ワールドカップは3大会連続14回目の出場となるベルギー代表。アザールは今回で3度目のW杯で、年々平均年齢が上がるチームの中でも最古参に数えられる一人だ。

ここ数年、FIFAランキングでは常にトップを維持し続けていたが、3位の終わった前回大会然り、タイトルには手が届いていない。今大会においては前回ほど期待値は高くなく、アザール本人もラウンド16で日本代表に逆転勝利した4年前よりチーム力は衰えたことを認めている。

「秘密ではないよ。僕らは2018年よりも弱くなっている。だけど、ロシアの時よりも若手が充実していて、何が起こってもおかしくな」

「クオリティはあるんだ。ビッグマッチではしばしば、このクオリティが違いを生むことがある」

「チャンピオンズリーグだってレアル・マドリーが有利というわけではなかったけど、カリム(ベンゼマ)が重要なゴールを決め、ティボー(クルトワ)が全てを止めた。夢のような1年だったね」

「ベルギー代表には世界のトップ3に入るケビン(デ・ブライネ)や世界最高のGKがいる。彼(クルトワ)とはここ10年一緒にプレーしているけど、僕は常に世界一のGKだと言ってきた」

「僕らにはファンタスティックな選手たちが揃っているけど、チームとしてはもう少し複雑だ。ロメル(ルカク)がいればほぼ確実に得点できる。それに、優れた医療スタッフも力になってくれることだろう」

そんなベルギー代表の初戦は、23日のカナダ代表戦だ。