ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、カタール・ワールドカップ（W杯）でスペインと戦う森保ジャパンの注目選手を挙げた。11月20日にスペイン紙『as』が伝えている。

　イニエスタは、12年前に出場した2010年の南アフリカ・ワールドカップの決勝・オランダ戦（１－０）で、値千金の決勝ゴールを決めて、母国を初優勝に導いた。

　そんなスペインのレジェンドは、同紙のインタビューで「南アフリカ大会で、オランダ戦のゴール以外で記憶に残っているシーンは？」と聞かれ、当時を振り返った。

「難しい質問だね 。ゴールがすべてを持っていってしまうからね。でも美しかったのは、スペインに戻った時の祝賀会かな。優勝を決めたゴールはこの12年間、テレビと私の頭の中で何百万回も再生されているよ」
 
　また、カタールW杯でスペインと同グループに入った日本代表の印象についても語っている。

「彼らは僕たちを驚かせるだけの力がある。前線には多くの危険を作り出せるスピードのある選手たちがいて、非常に速い攻撃を持っている」

　そして「久保建英以外で気になる選手は？」との質問には、「何人かいるよ。ブライトンでプレーしている三笘（薫）、ドイツでプレーしている中盤の遠藤（航）、田中（碧）、鎌田（大地）。とても良いチームだよ」と答えた。

　グループステージの第３戦でスペインと戦う森保ジャパン。名前の挙がった４人の選手たちは、イニエスタを驚かせるようなプレーを見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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