カナダ戦では貴重な先制ゴール

23日にFIFAワールドカップの初戦を控える日本代表。強豪国のドイツを相手にどのようなサッカーを見せることができるだろうか。そんな大舞台でアピールしたい男が相馬勇紀である。

2018年に名古屋グランパスへ加入し、翌年のE-1選手権で日本代表初選出となった相馬。それからはA代表での招集はなかったものの、今季のE-1選手権に招集されると高い存在感を発揮して3ゴール2アシストと大会のMVPと得点王に輝く活躍を見せた。

そして相馬のパフォーマンスが高く評価され、カタールワールドカップのメンバー入りを果たすと、17日に行われたカナダ戦でも、柴崎岳のパスにうまく合わせて1ゴールを決めるなど結果を残す。W杯に向けてかなり高いモチベーションを持って挑めるはずだ。

さらにW杯での活躍で見据える先は欧州リーグへの挑戦だ。過去にも長友佑都などW杯のパフォーマンスが評価されて海外へと渡った選手はおり、相馬がその1人となるかもしれない。18年に早稲田大学から名古屋へ加入し、鹿島アントラーズでもプレイし、今季も名古屋でJ1全34試合に出場と主力となっている相馬。ここで一気にチャンスをつかんでさらなる躍進へとつなげていきたい。