現地時間11月19日、アルゼンチン代表リオネル・メッシと、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがほぼ同時に自身のSNSを公開。歴史的なスターがチェス盤を挟んで向かい合うカットが公開され、大きな反響を呼んでいる。
これはフランスの高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のPRによるもの。ワールドカップの優勝トロフィーを制作している同ブランドは、“歴史的な1枚”が制作された舞台裏を翌20日に公開。グレーのジャンパー姿のメッシと、ネイビーのタートルネックを着用したC・ロナウドが、カメラマンのアニー・リーボヴィッツ氏とそれぞれ撮影した様子を収めた動画を2本公開した。
【画像】メッシ&C・ロナウドが向かい合う“歴史的な1枚”をチェック
しかし、サッカー界の世界的スターの共演に沸き立ったフットボールファンは、この舞台裏を見て落胆を隠せない。というのも、2人が同時に撮影したのではなく、“別撮り”だったことが明らかになったからだ。つまり、広告に使用された向かい合う写真は合成であることが分かる内容になっている。
ファンからはこの投稿に対して、「2人が一緒に撮ったわけじゃないんだね」「向かい合ったわけじゃないのか…」「OK。そういうことね」「素敵な写真だけど、合成か」「今の時代のフォトショップはすごいな」といった声が溢れた。
その後まもなくして、ルイ・ヴィトンはSNSから2つの動画を掲載した投稿を削除している。
35歳のメッシ、37歳になったC・ロナウドにとっては“キャリア最後”の可能性があるカタール・ワールドカップ。4年に一度の祭典は現地時間11月20日に開幕する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部