11月20日、日本代表はカタール・ワールドカップの初戦、ドイツ戦へ向けてトレーニングを行なった。

 この日も冒頭約15分が公開され、その後は非公開で戦術の確認を行なった様子だ。ランニングやボール回しのメニューを消化したのは25人。左太ももの違和感を訴えていた守田英正は連日同様に別メニュー調整となった。

 守田はコーチとともに、ゆっくりとピッチを歩いたあとに軽いジョギングを行なった。
 
 もっとも初戦のドイツ戦は3日後の11月23日。無理をさせられる状況ではなく、ドイツ戦の出場は厳しいように映る。

 一方で脳震盪の回復プログラムを進めていた遠藤航、同じくカナダ戦を回避した冨安健洋はチームメイトとともに汗を流した。

 遠藤、守田を欠いたカナダ戦では柴崎岳と田中碧がボランチで先発し、後半途中からは本来はトップ下を担う鎌田大地もプレー。ドイツ戦ではどんな顔ぶれが先発するのか注目だ。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト特派)