日本代表DF冨安健洋(アーセナル/イングランド)が21日、FIFAワールドカップカタール2022の初戦ドイツ戦に向けて意気込みを語った。
日本代表は21日、ドイツ戦に向けたトレーニングを実施。冨安は右太ももを痛めた影響で17日のカナダ代表戦には出場しなかったが、ピッチでボールを蹴る姿を見せると、「もともと初戦に間に合う予定で準備をしていた」と話し、ドイツ戦の出場に意欲。強国を相手に苦しい試合展開が予想されるが、「(相手が)ドイツというよりは初戦が大事。まずはゼロで抑える時間を長くすることが大事だし、相手どうこうより自分たちがやるべきことを整理したい」との見解を示した。
また、戦い方に関しても言及。「メンツ的には、奪ってそのままショートカウンターでゴールまで向かうことができるメンバーだと思っている」としつつ、「相手陣内でボールを持つ時間を増やさないといけない」とも主張。ボールを奪った後の状況判断が重要になるとの考えを示し、そのための準備は「できている」ことも強調した。