11月開幕のW杯初戦に「タフなゲームになると予想している」
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが11月22日のカタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦、サウジアラビア戦の前日会見に出席。コンディションについて「いい状態にある」とコメントした。
メッシは「感覚もいいし、フィジカル的にもコンディション的にもいい状態にある」とコメント。そのうえで、これまでのW杯と違って欧州のシーズン中となる11月開幕となる大会で迎える初戦についてコメントしている。
「まずは時期が違うよね。これまではシーズンの中で多くの試合を戦い終えた後に1か月くらいの準備をして大会に臨んできた。今は全く違う。初戦には準備の整った状態で臨まなければいけないが、この特別な環境や新たな始まりという意味でも初戦はいつでも特別なものだよ。タフなゲームになると予想している。多くのアルゼンチン代表選手にとって初のW杯になるんだ。試合が始まれば勝ち点3のためにすべてを尽くす」
今大会について、メッシはすでに「最後のW杯になるだろう」とコメントしている。それだけにアルゼンチン代表の優勝を願うサッカーファンも世界中に存在する。メッシは「多くのファンが僕たちの優勝を願ってくれるのは素晴らしいこと。キャリアを通じて受け取ってきた愛に感謝したい。僕にとって最後のW杯であり、夢を叶えるラストチャンス。でも、何か特別なことをしているわけではないよ」と話した。
アルゼンチンは今大会に向け、国際Aマッチ36戦無敗を継続して入ってくる。南米予選こそブラジルに次ぐ2位通過だったが、11勝6分の無敗。昨年のコパ・アメリカ(南米選手権)も制して、南米王者として乗り込む。優勝候補として文句なしの状態でカタール入りしたメッシとアルゼンチンは、その評判に違わぬ姿を見せてくれるか期待される。(FOOTBALL ZONE編集部)