アーセナルのイングランド代表FWブカヨ・サカが、喜びを語った。21日、FA(イングランド・サッカー協会)公式が伝えている。

 同日、イングランド代表はFIFAワールドカップカタール2022のグループB第1戦でイラン代表と対戦。試合はサカのハーフボレーと相手DF4人を手玉に取るカットインによる2得点などもあり、イングランドが6-2で圧勝。56年ぶりの栄冠に向けて、これ以上無いスタートを切ることに成功した。

 この試合のMOMも獲得したサカは試合後インタビューに応じ、喜びを語った。

「良い場所にいるように感じる。ファン、コーチングスタッフ、チームメイトからの愛を本当に感じているし、それだけでも良いことだ。気分は良いし、100%を出せる準備も出来て、今日はそれを出せた。ユニフォームを着るたびに、それをする(=100%を出す)準備は出来ている」

「この気持ちを説明することは出来ないくらい、それは素晴らしいことだ。とても幸せで、誇りに思う。僕たちも勝利を収めたし、今日は特別な日だ」

「良いスタートが必要だった。大会(UEFAネーションズリーグを指していると思われる)では最高のプレーが出来なかったから、自分たちの調子について多くの話や憶測もあったけど、今日は自分たちがどれだけのクオリティを持っているか、何が出来るかを皆に示した」

 また、勝利の余韻に浸るだけではなく、次戦に向けた意気込みも語った。

「勝利を収めることは素晴らしいことだが、次の試合が数日後に控えており、また勝利が必要だ。一貫性を持たなければならないことは分かっているよ」

 鮮烈なW杯デビューで、世界にその名を轟かせたサカ。56年ぶりのワールドカップ制覇に貢献する活躍を見せ続けることを期待するばかりだ。