メッシのゴールで先制も1-2と逆転負け、初戦黒星スタートに「手痛い敗戦だ」

 アルゼンチン代表が11月22日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦でサウジアラビア代表に1-2と逆転負けを喫して金星を献上した。エースFWリオネル・メッシはサウジアラビアについて「良い選手が揃っていて……」と称賛しつつ、「言い訳はしない」と敗戦を受け入れた。米スポーツ専門局「ESPN」メキシコ版が伝えている。

 試合は前半10分にアルゼンチンがメッシのPKで先制。その後もメッシらがネットを揺らしたかに思われたが、立て続けのオフサイド判定でノーゴールとなった。すると後半早々、FWサレハ・アルシェハリに同点ゴールを奪われ、さらにMFサレム・アルドサリに勝ち越しゴールを決められて1-2と敗れた。

 試合後、メッシは「手痛い敗戦だ。言い訳はしない。今まで以上に団結してく。このグループは強いし、それが証明された」と言及し、「リプレイは見ていないけど、あれはオフサイドだったんだろうね」と振り返っている。

 また対戦相手について分析していたことも明かし、「サウジアラビアは良い選手が揃っていて、ボールをよく動かして前に出てくるチームだと分かっていた」と称えた。

 アルゼンチンは第2戦でメキシコ代表、第3戦でポーランド代表と対戦する。「物事には理由がある。これから起こることに備え、あとは勝たないといけない。自分たち次第」と語ったメッシは、「メキシコに勝つことを考えるべきだ」と気持ちを切り替えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)