11月20日に幕を開けたカタール・ワールドカップ(W杯)。大会4日目は、グループEの2試合とグループFの2試合が開催される。前回大会準優勝のクロアチアや、2010年大会優勝の強豪国スペインが登場する。


 なかでも見逃せないのはもちろん、グループEのドイツ対日本だ。

 ドイツは前回大会でまさかのグループリーグ敗退を喫し、昨年のEUROもベスト16と振るわなかった。それでも、各ポジションに世界トップクラスのタレントを揃える優勝候補の一つだ。

 15年の長期政権を築いたレーブの後を継ぐフリック監督は、大国のプライドを取り戻そうと入念に準備しているはずだ。
 
 日本にとって格上なのは間違いないが、鎌田大地や遠藤航などブンデスリーガで活躍している選手も多く、相手のプレースタイルや特長は捉えているだろう。森保一監督が就任時から掲げるベスト8という目標に向け、少なくとも勝点1は確保したい。

 この試合の注目ポイントは、ドイツの絶対的守護神マヌエル・ノイアーの牙城を、日本の攻撃陣が崩せるかどうか。その攻撃のキーマンとして期待したいのは三笘薫。緩急自在のドリブルで守備陣を切り裂き、存分に暴れてもらいたい。

【大会4日目】11月23日(水)に行なわれる試合
※対戦カード/キックオフ時間(日本時間)/放送予定
モロッコ対クロアチア(F組1節)/19時/ABEMA、フジテレビ
ドイツ対日本(E組1節)/22時/ABEMA、NHK
スペイン対コスタリカ(E組1節)/25時/ABEMA独占
ベルギー対カナダ(F組1節)/28時/ABEMA独占

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部