Y.S.C.C.横浜の元日本代表MF松井大輔が11月23日、日本テレビ系の情報番組「スッキリ」に出演。同日開催のカタール・ワールドカップの日本対ドイツを展望した。
松井は、日本のスタートフォーメーションを4-2-3-1と予想。メンバーはGKがシュミット・ダニエル、DFは右から酒井宏樹、吉田麻也、板倉滉、長友佑都、守備的ボランチは遠藤航と田中碧、2列目は伊東純也、鎌田大地、久保建英、FWは前田大然を選んだ。
戦術としては、前田と2列目の3人でハイプレスをかけるべきだと主張する。そのうえで、ボールを奪うのは主にボランチになると予想。相手CBのアントニオ・リュディガーのスピードを警戒しつつ、伊東のクロスから前田がゴール前ファーからのシュートを提案した。
また、三笘薫は後半からの投入と予想。自慢のドリブルを起点に、前田や伊東のゴールの演出に期待した。三笘を「一番重要」と高評価する松井は、自身と同じドリブラーの25歳をこう分析する。
「頭脳派のドリブラー。今までにいなかったような感じ。理詰め。今まで僕たちは感覚で、右左どちらかに行くけど。彼の場合はビデオをしっかり見ながら、自分の足の速さと相手がどこにいるかを、しっかり見てドリブルを仕掛けていく。なかなかできない」
さらに、一旦スライドして守備者の目の錯覚を起こしていると解説。一時は発熱による体調不良が心配された三笘だが、松井は「4年に1回なので、気持ちはすごく昂っていると思う」と太鼓判を押した。
なお、ドイツ戦のスコアは1-1、日本は前半の早い時間にクロスから失点するが、後半に三笘のドリブル突破から伊東か前田のゴールで追いつくと予想した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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