途中出場組が大仕事をやってのけた。

 11月23日、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループステージ(E組)第1戦で、日本は4度の優勝を誇る強豪ドイツと対戦し、2―1の劇的な逆転勝利を収めた。

 森保ジャパンは33分にGK権田修一のファウルで献上したPKで先制を許すも、75分に直前に投入されていた堂安律がこぼれ球を押し込み、値千金の同点弾を奪取。俄然勢いに乗ると、迎えた83分に57分からピッチに入っていた浅野拓磨が勝ち越し点を挙げ、日本サッカー史に残る番狂わせを完成させた。
 
 試合後、インタビューに応じた堂安は、「俺が決めるという気持ちで入りましたし、俺しかいないと思っていたので。強い気持ちでピッチに入りました」と興奮気味に語った。

 次は27日にコスタリカと対戦する。そこに向けては「これに一喜一憂せず、強い気持ちを持ってまた一丸となって戦いたいですし、僕が日本サッカーを盛り上げるという気持ちでこのピッチに立っているので、皆さん是非期待してほしい」と力強い言葉を残した。

 目をギラつかせるレフティは再び、日本に歓喜をもたらせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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