【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループE】ドイツ1-2日本(日本時間11月23日/ハリーファ国際スタジアム)

 初のベスト8以上を目指す日本代表がドイツ代表を相手に逆転勝ちを収め貴重な勝ち点3をゲットした。前半は33分にPKで先制点を献上したものの、後半に入るとアグレッシブな選手交代で受け身になったドイツ代表に対して猛攻。途中交代で入った堂安律が75分に同点ゴールを決めると、83分にも途中から入った浅野拓磨が勝ち越しゴール。2大会ぶりの優勝を目指す格上ドイツ代表に対して、世界を驚かせるジャイアントキリングを演じて見せた。

【映像】日本代表、強豪・ドイツに逆転勝利!

 前半は完全にドイツ代表のものだった。序盤こそ日本代表が押し気味に進めていたが、徐々にドイツ代表にペースを掴まれると、33分にはペナルティーエリア内でファウルを犯してPKを献上。先制点を許すと、その後も完全に試合を支配され、ボール保持率もドイツ代表74%、日本代表26%と圧倒された。

 それでも日本代表は後半から3バックに変更しアグレッシブな布陣にするとこれが的中。徐々に試合を支配し始めると、堂安がゴールネットを揺らして同点に。8分後には再び浅野が豪快に蹴り込み、試合をひっくり返した。

 日本代表は2戦目にコスタリカ代表、3戦目にスペイン代表という強豪との試合を控えるものの、優勝候補の一角に数えられるドイツ代表を撃破するジャイアントキリング。世界を震撼させ、一躍大会の主役候補に名乗りをあげた。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)
「FIFA/Getty Images」