「日本は8分間で試合をひっくり返した」と驚き
森保一監督率いる日本代表は11月23日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第1戦でドイツ代表と対戦。先制ゴールを奪われるも、後半に立て続けに2ゴールを挙げ、2-1で逆転勝利を飾った。ドイツメディアは「日本戦の誤算」と伝え、「日本は8分間で試合をひっくり返した」と驚きをもって報じている。
前半33分、MFイルカイ・ギュンドアンのPKで先制され、0-1で後半を迎えた日本。後半に3バックへとシステムを変更した日本は、その後も次々と選手を投入して流れを変えると、後半30分にMF堂安律、同38分に浅野拓磨の連続ゴールで逆転に成功した。そのまま2-1で日本が逃げ切り、下馬評を覆す逆転勝利で勝ち点3を手にした。
ドイツのニュースメディア「ターゲスシャウ」は「日本戦の誤算」と報じ、予想外だった逆転負けに触れている。さらにスポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」ドイツ語版は「デジャブが迫る」と言及。さらに「日本は堂安、浅野のゴールで、8分間で試合をひっくり返した。ドイツは最後まで苦戦を強いられた」と展開を伝え、「グループリーグ敗退の危機が再び訪れている。グループリーグ第2戦のスペイン戦を前に、プレッシャーは計り知れない」と綴った。
日本とドイツで明暗がくっきりと分かれる形となり、動揺が広がっているようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)