ユベントスのフランス代表MFアドリアン・ラビオ(27)に、プレミアリーグの複数クラブが触手を伸ばしているようだ。
レ・ブルー(フランス代表の愛称)の一員としてカタール・ワールドカップ(W杯)に参戦中のラビオ。23日に行われたグループステージ初戦のオーストラリア代表戦ではフル出場し、1点ビハインドの27分に同点ゴールを記録するなど、4-1の勝利に大きく貢献した。
所属するユベントスでは今季限りで契約満了を迎える予定で、今大会前には「W杯で活躍し、キャリアを前進させたい」と発言。中断前はセリエAで11試合3得点、チャンピオンズリーグ(CL)でも5試合2得点を挙げるなど奮闘を見せていたが、来夏のフリー移籍も匂わせる格好となった。
イタリア『カルチョメルカート』によると、ユベントスはラビオとの契約延長交渉が未だ始まっておらず、現在の年棒700万ユーロ(約10億1000万円)を超える提示が難しい模様。そんななか、1000万ユーロ(約14億4000万円)超えのオファーがプレミアリーグからラビオに届いたという。
そのクラブとはアーセナルとチェルシーで、ここにトッテナムも加わる見込みとのこと。トッテナムのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるファビオ・パラティチ氏は、ユベントスでかつてGMを務めており、ラビオを連れてきた張本人。2人の関係性からも可能性はあるようだ。