出場時間の短い選手たちは通常トレーニングに参加

 11月23日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)初戦のドイツ代表戦に2-1で勝利した日本代表は、24日にもドーハ市内でトレーニングを行い、27日のコスタリカ戦に向けて準備を進めた。

 練習では、昨日の試合に先発出場したフィールドプレイヤー10選手とFW浅野拓磨(ボーフム)がリカバリーを行い、出場時間が短かったMF堂安律(フライブルク)やMF南野拓実(ASモナコ)らは、出場しなかった選手たちと一緒にトレーニングを行った。

 また、DF酒井宏樹(浦和レッズ)は検査のために病院へ行き、DF冨安健洋(アーセナル)も屋外のトレーニングには合流していない。

 練習には元日本代表FW大久保嘉人氏も取材で訪れており、髪の毛を赤く染めた長友が目の前を通ると「ヅラみたい!」と声をかけ、長友が「やめなさい!」と答える場面もあった。主力組が和やかな雰囲気でリカバリーをしているのに対し、ドイツ戦の不出場組は、熱を持ったトレーニングで、コスタリカ戦へ準備をしている。(FOOTBALL ZONE特派・河合 拓 / Taku Kawai)