11月24日、カタール・ワールドカップのグループステージHでポルトガルがガーナと戦った。試合は後半に動き、ポルトガルはクリスティアーノ・ロナウド、ジョアン・フェリックス、ラファエル・レオンと役者がゴールを決めた。ガーナに粘られ2点を決められるが、ポルトガルが3-2で勝利した。
上写真=ワールドカップ史上初となる5大会連続ゴールを決めたC・ロナウド(写真◎Getty Images)
■2022年11月24日 カタールW杯H組(スタジアム974)
ポルトガル 3-2 ガーナ
得点者:(ポ)クリスティアーノ・ロナウド、ジョアン・フェリックス、ラファエル・レオン
(ガ)アンドレ・アイェウ、オスマン・ブカリ
試合は後半に大きく動く
立ち上がりからポルトガルがボールを支配して攻め込むが、5バックで深いラインを引くガーナのディフェンスを崩せず。迎えたチャンスも大エース、クリスティアーノ・ロナウドが精彩を欠いて決めきれない。それでも後半、ガーナが攻勢を強めた間隙をついてパスを引き出したC・ロナウドがPKを獲得。これを自ら決めて均衡を破るとともに、ワールドカップ史上最多記録となる5大会連続得点とした。
しかし、ここから試合は大きく動く。73分にガーナがアンドレ・アイェウのゴールで同点とするが、その5分後にはジョアン・フェリックスが抜け出して決め、ポルトガルが再度リード。さらにその2分後にも、交代出場したばかりのラファエル・レオンが決めて3-1とした。ガーナも追いすがり、89分にオスマン・ブカリが決めて1点差とし、9分のアディショナルタイムの終了間際にはGKジオゴ・コスタのミスを突いてイニャキ・ウィリアムズがペナルティーエリア内でボールを奪うが、足を滑らせてシュートできず、ポルトガルが辛うじて勝利をつかんだ。