ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、24日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・グループH第1節のガーナ代表戦を振り返った。イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 前半はスコアレスで折り返すと、65分にC・ロナウドが自ら獲得したPKを決めて先制に成功した。73分に同点に追いつかれたものの、78分にジョアン・フェリックスが勝ち越しゴールを奪うと、80分にはラファエル・レオンが追加点を挙げた。89分に1点を返されたものの、3-2で逃げ切ったポルトガル代表が勝利を収めた。

 W杯史上初めて5大会連続でゴールを決めた選手となり、この試合の「プレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)」にも選出されたC・ロナウドは試合後、「勝利を収めたことが重要だ」と白星スタートに喜びを口にした。

 今月22日にはクラブを大々的に批判する内容を激白したことで、マンチェスター・Uとの契約が双方合意のもとで解除となったC・ロナウド。このことについて聞かれると、「あのチャプターは1週間前に終わった」と多くは語らず、「もう終わったことで、今はいい足で始めたいと思っている」と今大会にかける思いを明かした。

「ここから始まり、僕たちは勝利を収めた。僕は自分のチームを助けたいと思っている。これは素晴らしい瞬間だった。僕にとっては5度目のW杯だ。とても重要な勝利だ。こういった大会では初戦が重要であることを知っている。でも、5大会でゴールを決めた唯一の選手という世界記録のことも誇りに思っている。難しい試合だったけど、チームはいい結果を残せたね」