右足首の負傷が確認されたブラジル代表FWネイマールだが、今大会中の復帰を誓った。

大会前にカタール・ワールドカップ(W杯)が自身最後のW杯となる可能性を語っていたセレソンのエースは、自身3度目の出場となる今大会での優勝に向けて並々ならぬ想いを示す。

その初陣となった24日のグループG第1節のセルビア代表戦ではチームが2-0の勝利を飾ったが、自身は再三のハードチャージを受け、後半終盤に右足首を痛めて無念の負傷交代を強いられた。

その後、25日に行われた精密検査では右足首の外側じん帯損傷と共に小さな骨の腫れが確認され、離脱期間は不明も少なくともグループリーグ残り2試合の欠場が決定した。

これによって母国開催となった2014年大会に続き、2度目の大会期間中の負傷を経験することになったパリ・サンジェルマンFWは、公式インスタグラムを通じて現在の心境を吐露。失望を認めながらも、大会期間中の復帰に向けた決意を口にしている。

「このシャツを着て感じるプライドと愛は、説明のつかないものだ。神が自分に生まれ育つ国を選ぶ機会を与えてくださったとしたら、それはブラジルだ」

「僕の人生には、与えられたものや簡単なものは何もなかった。僕は常に自分の夢と目標を追いかけなければならなかった。誰かに危害を加えることを決して望んでいないし、困っている人を助けてきた」

「今日は僕のキャリアの中で最も困難な瞬間のひとつになった…。またワールドカップでケガをした。それは自分自身をいら立たせるものだよ。そして傷ついているけど、戻ってくるチャンスがあると確信しているよ。自分の国、仲間、そして自分自身を助けるためにベストを尽くすよ」

「そんなふうに敵に倒されるのを長く待つかって? 決してそんなことはないよ!」

「僕は不可能はない神の息子であり、僕の信念は無限だ」

今大会中の復帰への強い想いを語ったネイマールは、最速での復帰に向けて最善を尽くしつつ、頼れるセレソンの仲間の活躍をピッチの外から祈る。