ドイツ代表MFルロイ・サネ、右膝にテープが巻かれた状態で練習に部分合流

 ドイツ代表MFルロイ・サネは、右膝の負傷によりカタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ初戦、11月23日の日本代表戦を欠場した。日本に1-2の敗戦を喫したドイツは、背水の陣となる27日のスペイン代表戦にサネが復帰できる可能性があるとドイツ放送局「SPORT1」が報じた。

 ドイツの絶対王者バイエルン・ミュンヘンでプレーするサネは、左サイドのアタッカーとしての起用が確実視されていたが日本戦の前日練習を欠席。膝の負傷により欠場することが発表され、実際に日本戦でピッチに立つことはなかった。

 レポートでは、そのサネが現地時間25日のトレーニングに姿を現したという。右膝にはテープが巻かれている状態だったが、練習に部分合流する姿があったという。同局によると、サネが27日のスペイン戦に復帰できるかどうかについては「ギリギリまで様子を見て判断される」とのことだ。

 ドイツは日本に1-2で敗れて初戦を終えたため、第2戦でスペインに敗れれば2大会連続でのグループリーグ敗退が決まる可能性がある。W杯4回優勝の強豪国は、背水の陣で迎える大一番に切り札としてサネを起用できるのかどうか。ハンジ・フリック監督も祈るような気持ちでサネの回復を注視していくことになりそうだ。(FOOTBALL ZONE編集部)