【FIFA ワールドカップ カタール2022・グループB】ウェールズ0-2イラン(日本時間11月25日/アフマド・ビン・アリスタジアム)
わずか11秒で2度の決定機を防いだディフェンダーが現れた。その名も“ポスト選手”。ウェールズ代表の12人目の選手だ。
0-0で迎えた51分、自陣でボールをカットしたイランは、スピード自慢のFWアズムンが前線で上手く抜け出しカウンターを仕掛ける。ペナルティエリア内で相手GKヘネシーと1対1のチャンスを作りニアサイドにシュートを放つが、ここで立ちはだかったのが“ポスト選手”だ。強烈なシュートに対して、微動だにせず勇敢に立ち向かい、ボールを見事に“クリア”して見せた。
さらにこのこぼれ球を拾ったゴリザデが、中に切り返して左足を振り抜く。鋭いカーブを描いて飛んでいくボールは「今度こそ決まったか!」と思われたが、またしてもポスト選手が躍動。ボールの軌道を完璧に読んで、ボールとゴールネットのライン上に自分の体を立たせて、またしてもピクリとも動かずに完璧にクリアしたのだった。
わずか11秒で2度も決定的なシーンを防いだポスト選手。この場面について、ABEMA視聴者も「ポスト選手えぐい」など、ウェールズの12人目の選手を称賛した。
(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)