日本サッカー協会がドイツ戦の舞台裏公開、長友がチームの盛り上げ役に

 森保一監督率いる日本代表は11月23日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第1戦でドイツ代表と対戦し、2-1の逆転勝利で世界に衝撃を与えた。日本サッカー協会(JFA)はドイツ戦の舞台裏に密着した動画を公開し、DF長友佑都(FC東京)が大一番の裏側で見せていたチームのモチベーション爆上げ行動に驚きが広がっている。

 強豪ドイツを撃破し、話題をかっさらった森保ジャパン。その裏ではベテラン勢がチームを盛り上げていた。その1人が長友だ。JFAの公式YouTubeチャンネルが「歴史的な逆転勝利 ドイツ戦の舞台裏」と題した動画をアップ。宿舎のエレベーターでMF南野拓実(ASモナコ)と一緒になった長友は、「もう日本代表、凄いことになるよ。絶対勝てる! 何が何でも食らい付いてやる!」と力強く語り、気合を注入した。

 食事会場でもさまざまな選手のコミュニケーションを図って場を盛り上げると、自身のインタビューではイメチェンした姿にも言及。「これライン入れてるから」と、切れ込みが入った髪の毛と眉毛の部分を指差し、「これ2本で、ニホン(日本)。ジャパンね」と説明を加えた。ちょうど部屋に現われたDF板倉滉(ボルシアMG)に対しても「行くよ滉!」と声をかけてモチベーションを高めている。

 ドイツ戦を終えて、宿舎の食事会場で同点ゴールを決めたMF堂安律(フライブルク)や板倉と同席となり、長友は「マジで見えたもん、(堂安が)点取るところ! 言ったとおり! 次も絶対勝つぞ!」と、再び力強い言葉をかけていた。

 そんな長友の姿に「長友凄すぎるわ」「長友ってマジですごい男だな」「貢献度が半端ない!」「これぐらい熱くしてくれる存在必要だね」「こういう大人になりたい」などの声が上がり、その存在感に注目が集まっている。(FOOTBALL ZONE編集部)