フィールドプレーヤーは冨安と酒井を除く21人でランニングとロンド

 カタール・ワールドカップ(W杯)に出場している日本代表は11月26日、グループE第2節のコスタリカ代表戦に向けた前日練習を行った。この日も太ももに違和感を抱えているDF冨安健洋(アーセナル)とDF酒井宏樹(浦和)は別メニュー調整となっている。

 ドイツ代表戦に2-1で勝利し、コスタリカ戦に勝利すれば、決勝ラウンド進出が決まる可能性もある日本。フィールドプレーヤーは冨安と酒井を除く21人でランニングとロンドを行った。

 ロンドの最中にはスプリンクラーが誤作動し、選手たちが濡れる一面もあったが、チームはハプニングにもまったく動じることなく、トレーニングを続けていた。国際サッカー連盟(FIFA)管轄の前日練習のため、公開時間は15分となったが、公開時間の終盤には冨安もピッチに姿を見せて、ウォーキングを開始していた。

 明日、決勝トーナメント進出を決めることができれば、冨安や酒井の回復の時間を延ばせることにもつながるだけに、なんとしてもドイツ戦いに続く勝点3を獲得したいところだ。(FOOTBALL ZONE特派・河合 拓 / Taku Kawai)