イラン代表、ウェールズ戦後にロッカールームをきれいに掃除

 カタール・ワールドカップ(W杯)でドイツ代表を2-1と撃破した日本代表は、試合後にきれいに掃除された“美ロッカー”も話題を呼んでいる。日本人サポーターのゴミ拾い運動が各国サポーターに波及しているなか、美ロッカーの精神も他国に広がっているようだ。イラン代表の試合後のロッカールームが公開され、「彼らはおもてなしに感謝の言葉を書いた」と紹介されている。

 日本はドイツに勝利後、ロッカールームを掃除してスタジアムをあとにした。その様子は「ピカピカ」と評され、各国メディアも取り上げて脚光を浴びている。そんな日本の“美ロッカー精神”は着実に広がっている模様だ。

 カタール紙「Al Raya」のジャーナリスト、アリ・ヌーリ氏が自身のツイッターに写真をアップ。投稿では「(ウェールズ代表との)試合終了後、アフメド・ビン=アリー・スタジアムのロッカールームを掃除したイラン代表の選手たち。彼らはカタール側のおもてなしに感謝の言葉を書き残した」と綴られ、日本代表と同じように綺麗に掃除されたロッカールームの様子を紹介した。

 ホワイトボードには感謝のメッセージとともに、グループリーグ突破後に戻ってくることを約束した一言も記されていたという。海外ファンから「おぉ日本みたいだ」「温かいもてなしに感謝」などの声が上がっている。

 初戦でイングランドに2-6と大敗したイランだったが、続くウェールズ戦で2-0と勝利。決勝トーナメント進出を懸けて、29日の第3節でアメリカ代表と対戦する。(FOOTBALL ZONE編集部)