ファジアーノ岡山に所属するオーストラリア代表FWミッチェル・デュークが、チュニジア代表戦でのゴールパフォーマンスについて言及した。イギリス『BBC』が伝えた。

 カタール・ワールドカップ(W杯)初戦で前回王者のフランス代表に大敗を喫したオーストラリアは、初戦でデンマーク代表と引き分けたチュニジアと対戦。23分にMFクレイグ・グッドウィンからのクロスをデュークが頭で合わせて先制に成功すると、後半はチュニジアに押し込まれる展開となったが、耐え切って1-0の勝利を収めた。

 母国を今大会初勝利に導き、J2に所属する外国籍選手として初めてW杯でゴールを決めたデュークは試合後、ゴールパフォーマンスの「J」の由来についてコメント。息子のジャクソン君との約束だったことを明かした。

 「ワールドカップに選ばれた時、息子に話したんだ。得点できるという信念を持たなければいけない。そして、僕は息子にその瞬間を分かち合おうと言ったんだ。お祝いに彼の名前の最初の文字の小さなJを作った。まだ、見ていないけど、どうやらスタジアムで僕に返してくれていたようだね。一生大切にしたい瞬間だよ」