勝ち点3が欲しい

FIFAワールドカップ・カタール大会ではドイツ、コスタリカ、スペインと同組になった日本代表。初戦のドイツ戦は圧倒される展開となったが、何とか1-2で逆転勝利を掴み、大きな勝ち点3を得た。

2戦目の相手はコスタリカだ。大陸間プレイオフを勝ち抜いてきた曲者だが、初戦はスペインに7-0と大敗してしまった。そのため2戦目の日本戦は確実に勝ち点を奪う必要があり、低いブロックを敷いて日本の攻撃をはじき返すことになると予想できる。日本のスタメンは以下の通りだ。

GK
権田修一(清水エスパルス)

DF
吉田麻也(シャルケ)
長友佑都(FC東京)
山根視来(川崎フロンターレ)
板倉滉(ボルシアMG)

MF/FW
遠藤航(シュツットガルト)
鎌田大地(フランクフルト)
守田英正(スポルティングCP)
相馬勇紀(名古屋グランパス)
堂安律(フライブルク)
上田綺世(サークル・ブルージュ)

守護神の権田は変わらず、最終ラインには酒井宏樹に代わって山根が入った。酒井はドイツ戦後、左太もも裏に違和感があったようで、全体練習に合流していなかった。山根は攻撃面で違いを見せられる選手であり、アタッキングサードでの活躍に期待だ。

中盤には守田が戻ってきた。ボランチは遠藤・守田のコンビが今の日本の中で最もクオリティの高い2人であり、中盤から安定感を生み出してくれるはずだ。

アタッカーでは相馬と上田が今大会初出場となる。相馬はE-1選手権から存在感を示しており、9月のエクアドル戦では得意のドリブルから違いを見せた。

上田に求められるのは守備よりも得点だ。日本のセンターフォワードはより守備のタスクが大きいが、上田にはゴールが期待できる。ベルギーで海外のDFとの経験値を積んでおり、どのような活躍を見せるのか楽しみだ。