コスタリカに0-1敗戦、後半のワンシーンに注目
森保一監督率いる日本代表(FIFAランク24位)は現地時間27日、カタール・ワールドカップ(W杯)第2戦でコスタリカ代表(同31位)と対戦し、0-1で敗れた。後半にMF伊東純也が相手ゴール前で倒されたシーンを受けて、海外記者も「なぜレッドカードじゃないんだ?」「これはDOGSOだ!」と判定に不満を漏らしている。
注目を浴びているのは0-0で迎えた後半25分のシーンだ。途中出場の伊東が相手ペナルティーエリア内にドリブルで進入しようとした際、相手GKと1対1のビッグチャンスを迎えるかに思われた。
しかし、ここで相手DFフランシスコ・カルボが手を使い、伊東の突破を阻止。伊東の身体に手をかけて引き倒し、イエローカードが提示された。日本側は猛抗議したが判定は覆らずそのまま進行し、0-1で敗れている。
試合後に米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のブレントン・スピード記者が自身のツイッターで反応。「なぜレッドカードじゃないんだ? 明らかにシュートを打とうとしている。つまりこれはDOGSOだ! ほかの2人のディフェンダーがゴールサイドにいたこと問題じゃない。彼らは中央の位置からシュートを止められそうになかった」と発信した。
DOGSO(通称ドグソ/Denying an Obvious Goal-Scoring Opportunity/決定的な得点機会の阻止)による一発退場かと思われたが、イエローカードにとどまっており、海外記者は疑問を呈していた。(FOOTBALL ZONE編集部)