カタール・ワールドカップのグループステージF組第2節が現地時間11月27日に行なわれ、クロアチアとカナダが対戦。開始直後にカナダが先制したものの、前半のうちに逆転したクロアチアが、後半にも2点を追加して快勝。連敗のカナダはグループステージ敗退が決まった。
上写真=逆転で今大会初勝利を挙げて喜ぶモドリッチ(10番)などクロアチアの選手たち(写真◎Getty Images)
■2022年11月26日 カタールW杯F組(ハリーファ)
クロアチア 4-1 カナダ
得点者=(ク)クラマリッチ2、リバヤ、マイェル
(カ)デイビス
先制されるも4得点
開始2分、カナダはGKのロングキックから展開したボールをブキャナンが右サイドから上げると、走り込んだデイビスがヘッドで決めて先制。1986年メキシコ大会以来の出場となったカナダにとって、W杯での初ゴールで早々にリードを奪った。
しかしクロアチアも徐々にペースをつかみ、36分にはコバチッチ-ペリシッチとつないだボールにクラマリッチが走り込んで同点ゴール。さらに前半終了間際の44分には、ドリブルで持ち込んだユラノビッチのパスからリバヤが決め、2-1と逆転して前半を終えた。
カナダはハーフタイムに2人を交代して勢いを取り戻すが、試合巧者のクロアチアは再びペースを取り戻すと、70分にはクラマリッチが3点目を蹴り込み、ほぼ試合を決めた。さらに後半アディショナルタイムにもマイェルが1点を加え、4-1で快勝。連敗のカナダはグループステージ敗退が決まった。
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