ドイツ代表のGKマヌエル・ノイアーが、スペイン代表戦を振り返った。ドイツサッカー連盟(DFB)が伝えた。
27日、ドイツはカタール・ワールドカップ(W杯)グループE第2節でスペインと対戦した。
初戦で日本代表に逆転負けを喫し、敗れれば敗退の可能性が高まる試合。スペインは初戦で7ゴールの大勝を収め、勝てばグループステージ突破をほぼ決められる試合となった。
試合は強豪国同士の拮抗した展開となると、なかなかゴールが生まれずに後半へ。すると62分にアルバロ・モラタがネットを揺らしてスペインが先制する。
敗れれば敗退の危機が高まるドイツ。すると83分にニクラス・フュルクルクがネットを揺らして同点に。その後は得点が動かず、1-1の引き分けに終わった。
なんとか勝ち点1を獲得し、首の皮一枚つなげたドイツ。ノイアーは難しい試合だったと振り返りながらも、スペインを称賛した。
「ユーモアのあるスペインに対しては全てが難しかった。僕たちはこの戦いに挑み、90分間強を戦った」
「ディフェンス面では、前から後ろまで全てを出し切ったと思う。このコンパクトさでは、僕たちからゴールを奪うのは難しいだろう」
「スペインは難しいゴールを見事に決めてきた。それでも、僕たちは自分たちを信じ続けた」
最終戦はコスタリカ代表と戦うドイツ。勝利すれば、グループステージ突破の可能性がかなり高い状況だ。ノイアーは最後まで諦めず、とにかくコスタリカに勝つと語った。
「一番大事なのは、僕たちがまだ生きているということ。今、僕たちが影響を与えられることは、コスタリカに勝つということだ」