【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループF】ベルギー0-2モロッコ(日本時間11月27日/アルトゥママ スタジアム)

 FIFAランキング2位のベルギー代表を沈めたモロッコ代表の超絶セットプレーが注目を集めている。前回大会でゴールデングローブ賞を受賞したクルトワの壁を打ち破った奇跡の一発に視聴者も釘付けだ。

【映像】モロッコが“采配”ピタリのセットプレーでクルトワの壁を打ち破る

 前半にFKから直接ゴールネットを揺らしたモロッコ代表だったが、この場面はオフサイドの判定によりゴールは認められなかった。しかし73分に左の敵陣深い位置でフリーキックを獲得。通常であればボックス内の選手にクロスで合わせる場面であったが、キッカーのFWサビリは直接狙うことを選択。そして、このキックがゴールへと吸い込まれた。

 このゴールにモロッコ代表の選手たちは喜びを爆発させた。ちなみにこのゴールはサビリの得点かと思われたが、DFサイスがわずかに触れており、公式スタッツ上ではサイスのゴールとなっている。

 格上相手への先制点にABEMA視聴者からは「最高!」「こんどこそ!」「番狂わせきたあああ!」「まさか直接」「すごい落差」と、戦前の予想を覆す先制点を決めたモロッコ代表を賞賛する声が相次いだ。

 このゴールで勢いに乗ったモロッコ代表は試合終了間際にダメ押しの2点目を決めて勝利。同大会ではサウジアラビアや日本も強豪相手に番狂わせを起こしており、モロッコ代表もそれに続く形で歴史的大勝利を収めた。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)