【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループH】韓国2-3ガーナ(日本時間11月28日/エデュケーションシティ スタジアム)

 試合終了後に監督がピッチに飛び込みレフェリーに猛抗議するという珍しい場面が見られた。当然ながらこの行為にレッドカードが出され、韓国代表は大事な第3戦・ポルトガル戦に指揮官なしで臨むこととなった。

【映像】“前代未聞”の退場劇

 問題のシーンの直前に伏線があった。1点ビハインドの韓国は後半アディショナルタイム10分にミドルシュートを放つと、これがガーナの選手に当たってボールは外へ。CKを獲得したかに思われたが、主審は笛を吹き試合は終了。韓国の選手たちは、CKまでプレーが認められると思ってか、この判定に納得がいっていない様子を見せた。

 すると、ベンチから猛ダッシュでパウロ・ベント監督がピッチイン。レフェリーに対して激しい剣幕で猛抗議。すると主審はすぐにレッドカードを提示してパウロ・ベント監督は退場処分となった。

 この場面にABEMAのコメント欄も反応「めっちゃ抗議してる」「なんの抗議?」「どうした韓国」と困惑。さらに2点ビハインドから一度は追いつくなど、好ゲームだっただけに「こんなにいい試合をしたのに」と残念がる声も聞かれた。

 なおこの退場によりパウロ・ベント監督は、次節のポルトガル戦でベンチ入りできない。ノックアウトステージ進出に向けて負けられない韓国にとっては後味が悪い試合となってしまった。(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)