【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループH】韓国2-3ガーナ(日本時間11月28日/エデュケーションシティ スタジアム)
FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループHで、初戦のウルグアイ戦にスコアレスドローで勝ち点1を獲得している韓国(FIFAランク28位)が、ポルトガルとの初戦で黒星スタートとなったガーナ(同61位)と対戦。前半に2点を失うも、後半に怒涛の追い上げで同点に追いつくも、試合終盤、ガーナに痛恨の勝ち越しゴールを許して2-3で力尽きた。これで1分け1敗で勝ち点1を伸ばすことができなかった韓国は、3大会ぶりの決勝T進出が厳しい状況となった。一方、負けたら敗退のガーナは貴重な一勝と勝ち点3を挙げた。
序盤からボールを支配したのは韓国だったが、ガーナは24分、アイェウが右足で正確なクロスをフィードすると、ゴール前の競り合いから混戦状態になったところでサリスが押し込んで貴重な先制点を奪う。さらにガーナは34分、再びアイェウが左サイドから右足でクロスを供給すると、絶妙なタイミングで飛び込んだクドゥスが頭ですらすようにして2点目のゴールを突き刺した。
前半の2失点が重くのしかかった韓国。しかし58分、61分とチョ・ギュソンが立て続けにガーナのゴールをこじ開け、一挙同点に。スタジアムの韓国サポーターは歓喜に沸いたが、直後の68分、再びクドゥスがグラウンダーのシュートで押し込んで1点を勝ち越した。
その後も最後までガーナのゴールに迫った韓国だったが得点を奪うことができず、今大会の初黒星を喫した。これで1敗1分け勝ち点1となった韓国は来月3日の最終節で首位のポルトガルと対戦するが、悲願となる3大会ぶりの決勝T進出は厳しい状況となった。(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)