コスタリカの堅守を崩す可能性を最も感じさせたことは間違いない。だからこそ、スタメン起用を求める声も絶えないのだろう。
専門メディア『WeAreBrighton』は11月28日、ブライトンに所属する日本代表の三笘薫が、カタール・ワールドカップのグループE第2節コスタリカ戦でベンチスタートになったのを批判した。
三笘はドイツとのグループステージ初戦で57分から途中出場。75分の堂安律の同点ゴールにつながる起点となった。だが、コスタリカ戦では再びベンチでキックオフを迎えることに。62分に森保一監督からお呼びがかかったが、チームは81分にまさかの先制を許す。
日本が苦しい状況に追い込まれた終盤、三笘は左サイドでコスタリカDFを抜き去って好機を演出。惜しくも同点弾には至らなかったが、決定機をつくり出した。それだけに、ブライトンのメディアは森保監督の人選が信じられないようだ。
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『WeAreBrighton』は「日本がコスタリカに0-1で敗れた試合でミトマが途中出場だったのは、ある種のサプライズ」と報じている。
「ミトマのベンチが特に不思議だったのは、ハジメ・モリヤスがドイツ戦から5人を変更していたからだ。ピッチに立った30分間で、ミトマは日本で最もコスタリカの最終ラインを破れそうな選手に見えた。左サイドを何度か突破し、ボックス内に折り返していた」
1勝1敗の日本はスペインとのグループステージ最終節で決勝トーナメント進出を目ざす。同メディアは「モリヤスがミトマを先発出場させれば、(スペイン戦勝利の)可能性が高まると言うのは簡単だろう。だが、コスタリカ戦でも誰もがそうなると考えた」と、三笘先発の可能性に悲観的だ。
類まれな突破力を誇る三笘をもっと使うべきとの声は少なくない。森保監督の采配が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部