ブラジル代表のMFカゼミロがスイス戦を振り返った。
ブラジル代表は28日にグループ第2節でスイスと対戦。立ち上がりから押し込む展開が続くも、GKヤン・ゾンマーを中心とした堅守に手を焼く展開に。徐々にスイスも攻勢に転じるようになってきた中で、試合を決めたのがカゼミロだった。
83分、FWロドリゴの縦パスをボックス左で受けたカゼミロは、微妙に浮いたボールに対して右足ダイレクトボレー。DFに当たってわずかにコースが変化したシュートがゴール右に突き刺さり、これが決勝点となった。
これでブラジルは2連勝で決勝トーナメント進出が決定。MVPに選ばれたカゼミロは試合後、非常にタフな試合を強いられたと感想を述べた。
「W杯が始まる前にも言ったけど、このグループがタフなことはわかっていた。セルビアは戦いたくないチームだ。彼らは試合の進め方を熟知しているからね」
「今日はより難しい試合になることは予想していた。なかなか動きのない展開の中で僕たちは辛抱強く戦った。ボールを持てることはわかってたんだ」
「神に感謝だ。なんとかゴールを奪うことができた。このような難しい展開では最初のゴールが肝心なんだ。よく耐えて、よく我慢したよ」