【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループB】イラン0-1アメリカ(日本時間11月30日/アルトゥママ スタジアム)

 前半38分、FWクリスティアン・プリシッチのゴールでアメリカが先制し均衡が崩れると、その後も攻勢を続けるアメリカは、前半アディショナルタイムに、再びチャンスを迎える。

【映像】オフサイドの判定に頭を抱えるウェア

 中央でボールを受けたウェストン・マッケニーからの縦のロングスルーパスに、ウェアが反応。ACミラン等で活躍し、バロンドールも獲得した“リベリアの怪人”こと、父 ジョージ・ウェアを彷彿とさせる圧巻の突破力で最終ラインの裏に抜けると、対峙したGKのタイミングを外し、ゴール右隅にボールを流し込んだ。

 しかし、右ポスト内側を叩いてゴールが決まり、喜んだのもつかの間、直後に副審のフラッグが上がり、オフサイドの判定に。

 これには、ABEMAの視聴者からも「でてたかー」「シュートはうまかった」「結構ギリギリだな」「うまかったのにちくしょう」と残念がる声が。ウェアは頭を抱えて悔しがったが、この日授業参観よろしくスタジアムで息子の試合を観戦していた偉大なる父も同様に頭を抱えたことだろう。

 試合は、後半イランの猛攻にあいながらもプリシッチの1点を守り切り、アメリカが1-0で勝利し、ウェールズに勝利したイングランドに次ぐ2位でグループリーグを突破。ラウンド16では強豪オランダと対戦する。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)