スペイン戦の前日会見で合流予定と明かす

 日本代表は12月1日にカタール・ワールドカップ(W杯)グループE第3節でスペイン代表と対戦する。試合の前日会見に臨んだ森保一監督は「チームとして良い準備ができていると思いますので、選手たちには明日プレッシャーがかかる試合だと思いますが、自分たちの力を信じて、自分の力を信じて、仲間を信じて、戦いに臨んでほしい選手たちが普段やっている力を100%、個として、チームとして出してくれれば結果は付いてくると思う。100%発揮できるように思い切ってプレーしてほしいし、スタッフの1人として環境づくりをしたい」と、初戦のドイツ代表戦に続く、勝利を見据えた。

 選手のコンディションが気がかりなところだが、この後に行われる前日練習にはMF遠藤航(シュツットガルト)も合流する予定だという。「酒井が入ってくるかどうか。全員で練習できるかどうか」と、左太腿の違和感を抱えるDF酒井宏樹(浦和)の出場は難しい可能性を指摘したが、遠藤は間に合う可能性があることを示唆した。

 また、コスタリカ戦後に選手たちにかけた言葉については「明日勝つ確率を高めるためにそれぞれのコンディションを上げること。メンタル的、フィジカル的に疲れているところを上げていく話をした」と言い、さらに試合に向けては「これまでの繰り返しとして掛ける言葉は、明日は大切な一戦だが、目の前の一戦に最善の準備をして全力を尽くして勝利を目指すこれまで通りにやろうと伝えたい」と明かした。

 運命の一戦は、日本時間12月2日の午前4時にキックオフを迎える。(FOOTBALL ZONE編集部)