日本代表GK権田修一(清水エスパルス)が、FIFAワールドカップカタール2022・グループE第3節スペイン代表戦の前日会見に出席した。

 0-1で敗れたコスタリカ代表戦から中3日でのグループステージ最終戦。権田は冒頭、「2戦目は望んだ結果ではなく、失望された方が多いと思います。批判を受けていることもわかっています」と前節に言及。また、「3試合目に勝てばトーナメント進出というわかりやすい状況は、ドイツ戦で勝った成果」とし、スペイン戦に向けては「決勝トーナメントが1試合増えたような、ベスト32からベスト16への戦いが明日の試合になるという気持ちで臨みたいです」と意気込みを示した。

「僕らは上に行くために、どこが相手でも勝っていかないと、新しい景色は成し遂げられません。スペインという難しい相手、世界的にも強い相手ですが、すべてをぶつけたいです。日本は朝4時。寝てから見るか、起きてみるか難しい時間になるかもしれませんが、1、2戦目同様たくさんの方がサポートしてくれることを望んでいますし、そのサポートに選手として精一杯応えたいと思います」

 1戦目のドイツ代表戦ではPKこそ与えたものの、好セーブを連発して2-1の勝利に貢献し、マン・オブ・ザ・マッチに選出。しかし、コスタリカ代表戦では相手が放った唯一の枠内シュートを決められ、世間の権田に対する評価も変わってしまった。「GKということもあり、点を取られたら批判されるし、取られなかったら称賛される。1試合目はマン・オブ・ザ・マッチに選んでもらえたが、2戦目はあのシュート僕自身も準備の段階でしっかりポジション修正をできていたらた止められた感覚はあったので、自分のミスをしたということで批判も当然浴びます」と語り、ミスに対する自身の考え方を明かした。

「(向けられる)掌が表になったり、裏になったりはサッカー人生通じて繰り返しているような感覚。W杯というのは本当に注目された大会で、コスタリカ戦は日本時間19時でたくさんの方が見やすい中での結果だったので、批判も大きくなると思います」

「何があっても結局プレーするのは自分。称賛されたから自信過剰になっても良くないですし、批判されたから自信を失っても良くない。森保監督の下やり続けたことを今一度信じることが大事。これまでやってきた練習が試合につながっていると信じている。先輩方もいろいろな批判を受けながら活躍されてきたのを僕らが引き継いでいる。いい時は称賛されて悪い時は批判されるのは仕方がないこと。天気と一緒で、ストレスに感じても仕方がないので、自信を持っていきたいです」

 森保一監督から受け取った言葉のなかで特に印象深いものを問われた権田は、「過去は変えられない。起きてしまったこと、過ぎてしまったことは変えられないが、未来を変えることは自分たちの力でできる」と回答。「GKは失点に絡むポジションなので、悔しさ、もう少し何かできたんじゃないかという思いは常にあるんですが、未来は変えられるという言葉は大事にしてきています」と、スペイン戦を見据えている。

 日本代表vsスペイン代表は日本時間12月1日28時(12月2日4時)キックオフ。フジテレビ系列/ABEMAで生放送される。