カタール・ワールドカップ(W杯)グループD最終節のチュニジア代表vsフランス代表が11月30日に行われ、1-0でチュニジアが勝利した。

1分け1敗で最下位に沈むチュニジアと、2連勝でグループステージ突破を決めている首位フランスによる最終節。

4日前に行われたオーストラリア代表戦で惜敗したチュニジアは、その試合からスタメンを6人変更。ムサクニやジェバリ、スリティらに代えてハズリ、ベン・ロムダーヌ、スリマンらをスタメンで起用した。

一方、すでにGS突破を決めている前回王者のフランスは、ムバッペやグリーズマン、デンベレ、GKロリスら主力選手を温存。GKにマンダンダ、最終ラインは右からディザジ、ヴァラン、コナテ、カマヴィンガ。アンカーにチュアメニ、インサイドハーフにヴェレトゥ、フォファナを据え、3トップは右からコマン、コロ・ムアニ、ゲンドゥージを並べた。

試合は格下と思われたチュニジアが先に決定機を迎える。8分、バイタルエリア左で獲得したFKからハズリがクロスを供給すると、ゴール前に抜け出したガンドリがゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定で取り消された。

その後は一進一退の展開が続く中、フランスは25分にカウンターからゴールに迫る。ドリブルでバイタルエリアまで持ち上がったフォファナのラストパスを受けたコマンがボックス左からシュート放ったが、これはゴール左に外れた。

ハーフタイムにかけては、両チーム共にアタッキングサードまでボールを運んだが、なかなか決定機まで持ち込めず。前半はゴールレスで終了した。

迎えた後半も膠着状態が続く中、逆転突破を狙うチュニジアが58分に先制する。中盤でのボール奪取からカウンターを仕掛けると、ライドゥニのパスを受けたハズリがドリブルで中央を切り裂きボックス内まで持ち上がると、そのままゴール右隅にシュートを流し込んだ。

先制を許したフランスは、63分にムバッペ、ラビオ、サリバ、73分にグリーズマン、79分にデンベレを立て続けに投入。徐々に試合の主導権を握り返すが、自陣に引いて守りを固めるチュニジアを崩し切りことができない。

終盤にかけて猛攻をかけるフランスは、89分にボックス左深くまで侵入したムバッペが角度のない位置からシュート放ったが、これは相手GKが弾く。90分には、グリーズマンのパスをボックス手前で受けたコロ・ムアニがミドルシュートでゴールを狙ったが、これは枠の右に外れた。

攻勢を続けるフランスは試合終了直前に試合をスコアを動かす。後半アディショナルタイム8分、チュアメニの左クロスをボックス内で競り合ったタルビのクリアが中途半端になると、浮き球をグリーズマンが右足ボレーでゴールに叩き込んだ。

グリーズマンの土壇場弾でドロー決着かと思われたが、オンフィールドレビューの結果、クロスの場面でグリーズマンのオフサイドと判定され、ゴールは取り消しに。

結局、試合は1-0のままタイムアップ。ハズリの決勝点でフランスから金星を挙げたチュニジアだったが、同時刻開催のもう一試合でオーストラリアが勝利したため、グループステージ敗退が決定。

一方、金星を許しながらもグループ首位通過を決めたフランスは、12月4日に行われるラウンド16でグループC2位チームと対戦する。

チュニジア 1-0 フランス
【チュニジア】
ハズリ(後13)